第16回 新しい局部床義歯学(身体論としての補綴学) (パーシャルのRebase 法 Kennedy, Apligate、種々のパーシャル理論)
テーマ
1. 新しいまなざしで考えてみよう
「ブリッジかパーシャルか」から
「ブリッジとパーシャルの共存」を経て「パーシャルとインプラント」へ
2. 何がどのように克服されてきたのだろうか
供覧資料
四国ブリッジ
提供資料
なし
テーマ
1. 新しいまなざしで考えてみよう
「ブリッジかパーシャルか」から
「ブリッジとパーシャルの共存」を経て「パーシャルとインプラント」へ
2. 何がどのように克服されてきたのだろうか
供覧資料
四国ブリッジ
提供資料
なし
テーマ
1. T + M とは何か
供覧資料
1. Kennedy の著書
2. Neurohr の著書
3. Chayes の著書
4. Nesbett Br の実物
配布資料
1. Kennedy の論文(Dent.Items. に1925 ~ 28 に掲載された)
2. NEUROHR, Ferdinand G.; HEALTH CONSERVATION OF THE PERIODONTAL
TISSUES,BY METHOD OF FUNCTIONAL PARTIAL DENTURE DESIGN, JADA 31:59-
70,1944. 【基本文献. 補綴】/AMERICAN COLLEGE OF PROSTHODONTISTS
3. Chayes
4. Nesbett Br
5. CLYDE,H.SCHYLER;THE PARTIAL DENTURE AS RELATED TO FULL DENTURE
CONSTRUCTION.,J.A.D.A.VOL15.P1710-P1717,1928.
6. B A I L Y N , C H A R L E S M . ; T I S S U E S U P P O R T I N P A R T I A L D E N T U R E
CONSTRUCTION.,DENTAL COSMOS VOL70. P988-997.1928.
7. BOYCE,A.E.; A REVIEW OF FULL DENTURE THEORIES.,J.A.D.A.VOL15.P2267-
P2272,1928.
9. GIRARDOT R.L.; HISTORY AND DEVELOPMENT OF PARTIAL DENTURE DESIGN
4:JADA 28:1399-1408,1941. 【基本文献. 補綴】/AMERICAN COLLEGE OF PROSTHODONTISTS
10. SMITH EARL S.; IMPORTANCE OF EVALUATING MOUTH CONDITIONS PREPARATORY
TO THE CONSTRUCTION OF PARTIAL DENTURES, JADA 39:693-702,1949.【基本文献. 補綴】/AMERICAN COLLEGE OF PROSTHODONTISTS
参考資料
1. Felix A. French. Canada, The Law of Articulation. JADA 15 p1665 - 1672,1928. 当時の
咬合の考え方(Balkwill,Gysi,Hanau が紹介されている)
2. PATERSON,ALEX.H., THE USE OF THE FACE BOW IN FULL DENTURE CONSTRUCTION,
DENTAL COSMOS VOL69.P1229.1927.(BITE の考え方の歴史的紹介がある。
FROM DENTAL COSMOS VOL76.P87,1927.)
実習 各自が持ち寄った模型で設計
1. 模型実習
テーマ
1. パーシャルの分類
2. パーシャルの本質
3. 先人が見たパーシャルの世界
供覧資料
1. Richardson 『Mechanical Dentistry』1860 補綴学最初のテキスト
2. Kennedy 『Parcial Denture Construction』1926 パーシャル最初のテキスト
3. Lindsey 『P. Fauchall;Surgeon Dentist』
配布資料
1. 咬合と咬合器の歴史 ( 別刷)
2. 1860, Richardson 『Mechanical Dentistry』
3. 1916, Cummer, Cummer 分類
4. 1970, Miller, partial の分類
5. 1916, Nesbett, Nesbett Br.
2. 1926, Kennedy 『Parcial Denture Construction』1926 ( 部分)
6. 1982 永田 [Partial Denture] の用法起源
7. 1986 永田 パーシャルデンチャーに挑んだ人々
8. 1996 永田 T+M のメカニズム
9. 2000 永田 パーシャル歴史年表(PDF)
実習 各自が持ち寄った模型で設計
1. 模型実習
2015. 8. 14. 永田和弘
「咬合は重要」と歯科学のどの分野でも言われています。しかし、教育課程の中で、ことさら「咬合」としては教えられていないようです。 ですから卒直後の歯科医師の「咬合」への不安は深刻で、咬合をどのように学べば良いのか、何から始めたら良いのか、誰に聞けば良いのか、どの本を読めば良いのかが分からなくなっています。
聞けば聞くほど、読めば読むほどますます分らなくなっているようです。
10年くらい前から「“咬合”が分からない」という声が切実なものとなってきました。
咬合を理解する王道は「咬合論と咬合器の歴史」から入ることです。
原典をひも解いた歴史から入ることによって、咬合理論の知識のみならず、先人たちがどのように咬合に立ち向かってきたかを知ることができ、それを見て今度は自分たちがどのように咬合に立ち向かわなくてはならないかを知ることができるからです。
申し上げておきます。原典を見るということは、単に懐古趣味を満喫するというだけではありません。先人は驚くほどに臨床を見ています。同じ臨床を眼の前にして、先人とのデッドヒートです。原典による補綴学史は皆さまの臨床を変えるでしょう。
しかし、この道も簡単ではありません。単に、先達が残した文献を与えられても、読めば分かるというものではないからです。文献を手掛かりに、「本当は如何であったか」を探り、先達の発想や情熱に触れてみたいと思います。「咬合論と咬合器の歴史」は広島大学(1985-2008)、東北大学(1990-現在)、大阪大学(2011-現在)で講義をして30年になりますが、年の功の分もある代わりに、独りよがりの分もあろうかと思います。教えていただくのは私の方かもしれません。
さて、本勉強会ですが、講演会形式ではなく自由参加の円卓勉強会という形式で進めたいと思います。随時、質問があれば対応したいと思います。学生ではなく臨床家対象の明日から役立つ実践を中心とした勉強会となります。古典的文献を根拠に据えた勉強会なので、通説と異なる部分が少なくありません。遠慮なくその様な点は指摘したいと思いますので、録音・録画は禁止とさせていただきます。また、文献だけの販売・頒布は行いません。出席者のみの配布となります。
年単位の修学コースは全コース100万円を超えることが多いですが、それでは受講者は極めて限られてしまいます。 本コースはできるだけ費用を抑えて若いドクターに門戸を開きました。基本文献を基にした全18回のコースです。時間は地方からの参加者や集中できる限界を考えて、毎回3時間とします。毎回、確実に何かを身につけて帰っていただくようにします。
多くの方の参加をお待ちしております。
第2期 BGN勉強会 に向けて
BGN勉強会 第一期 は好評の内に終了しました。
「バランスド オクルージョン」や「グループ ファンクション」はどなたもご存知の咬合様式です。しかし、少し掘り下げてみると、その子細は微妙に各人により異なっています。
本を読めば読むほど、人に聞けば聞くほど、訳が分からなくなってきます。
そもそもが、「矢状顆路傾斜度」という明確な事項でさえ、細部を尋ねると思い及ばなかった部分が出てきます。それら補綴学的事項を発見した先人たちはどのように発見し、意義を考えたのでしょうか。そして、それらがどのように今日考えられているのでしょか。
この根本無しに、いくら楼閣を積み重ねても自信が持てず不安に付きまとわれます。
急がば回れの「原典による補綴史入門」で勉強してみませんか。
2016. 9. 19
第12限 咬合パターンの種々相
テーマ
1.グループファンクションド オクルージョンとは何か
2.ミューチャリープロテクティッド オクルージョンとは何か
3.シーケンシャル オクルージョンとは何か
4.全運動軸
供覧資料
1.Bennettはどのようにして測定したか 発光装置
配布資料
1.咬合と咬合器の歴史 (別刷)
2.
実習 フルバランスド オクルージョンの削合
1.模型実習
宿題
1.
今後の反省の糧とするために、出席者全員に感想文を書いていただきます。
第8限 Hall円錐説とMonson球面説(1920)
テーマ
1.Hall円錐説
2.Monson球面説
供覧資料
1.
配布資料
1.Hallの論文(1920)
2.Monsonの論文(1920)
実習
1.
宿題
1.
第8限 Gysi軸学説
テーマ
1.軸学説とは何か
供覧資料
1.Gysiの著書
配布資料
1.Gysiの論文
実習
1.軸学説を描いてみよう
宿題
1.平均値咬合器の軸を描いてみよう
今後の反省の糧とするために、出席者全員に感想文を書いていただきます。
第9限 Hanauの業績
テーマ
1.Hanauの見たもの、残したもの
供覧資料
1.Hanau咬合器の解説書
2.Hanau咬合器 Univercity型など
配布資料
1.Hanauの論文(1927):Hanau vs Gysi
実習 Hanau咬合器を動かしてみよう
1.Hanau咬合器の長所と限界
宿題
1.Hanauの現在はどうなっているだろう
今後の反省の糧とするために、出席者全員に感想文を書いていただきます。
第10限 Gnathologyの誕生
テーマ
1.Gnathologyとは何か
2.単純な批判だけでは進歩はない
供覧資料
1.A Research Report(1955) とDental Items of Interest(61:1939)
配布資料
1.A Research Report(1955)
Dental Items of Interest(1939-1940)に掲載されたものをまとめたものである。
(McCollum : (61)P522,641,724,852,942, Stuart : (61)P1029, 1147, (62)P8. )
実習 Hinge Axisを求めてみよう
1.TapTap法(田中法)
宿題
1.
今後の反省の糧とするために、出席者全員に感想文を書いていただきます。
第11限 Stuart咬合器とGuichet咬合器
テーマ
1.全調節性咬合器とは何か
供覧資料
1.Stuart咬合器
2.Guichet咬合器
3.Swenson咬合器
4.松本6顆頭球咬合器
5.BGN咬合器
配布資料
1.Guichet
1.松本6顆頭球咬合器の論文
2.BGN咬合器説明書
実習 作業側顆頭の前後調節
1.BGN咬合器で調節してみよう
宿題
1.所有している咬合器をチェックしてみよう
今後の反省の糧とするために、出席者全員に感想文を書いていただきます。
第5限 Campionの顆路測定
テーマ
1.実際に顆路傾斜度を計測してみよう
供覧資料
1.Campionが制作した描記装置のレプリカ
配布資料
1.Campionの論文(1902)
実習 描記装置を作ってみよう
1.描記装置の作成。
宿題
1.顆路は平均値でしたか。
第5限 Gysi の弾筆による顎運動の測定(パントグラフの始原)
テーマ
1.顎運動の測定(Campion からの進化)
供覧資料
1.Gnathomatic咬合器によるデモ
配布資料
1.Gysiの論文(1910)
実習 透視図による側方運動の実習
1.作業側顆頭とGoAの変化を見てみよう
2.透視図で、顆頭は前進しているのに、描記板では後方へ行く場合がある。
宿題
1.矢状顆路傾斜度と作業側顆頭の前後運動が調節可能になった。
全調節のためにはあといくつの調節ファクターが必要か
第5限 Christensenの矢状顆路傾斜度測定法 ChB
テーマ
1.計測法(口外法) V.S. ChB法(口内法)
2.計測法の欠陥 V.S. ChB法の欠陥
供覧資料
1.Gysi Simplexなどの平均値咬合器にFaceBowが取り付けられたテキストなど。
配布資料
1.Christensenの論文(1905) または Hallの論文
実習 GoAトレーサー製作
1.GoAトレーサーはBTのための器具だった
宿題
1.咬合器にChBを載せるときの注意点は何ですか。そのままではダメ。
今後の反省の糧とするために、出席者全員に感想文を書いていただきます。
記事一覧 (新しい項目が上)
2025年
「東北大 顎関節症T」2022年
「2枚の岩窟の聖母」2021年
「私の『咬合と咬合器の歴史』を読んでいただいた方々へ」2020年
「岸田達也先生の思い出 追悼の辞」2019年
「レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ」2011年
「臼歯部の咬合接触点」2010年
「日常のBGN使用例 #6」重要症例2009年
「BGN咬合器の特徴」2008年
「日常のBGN使用例 #3」2005年
「歯牙負担と粘膜負担のメカニズム」1997年
「デカルトへの批判的考察」1995年
「顎関節症の混沌」1989年
「顎関節症小史」1986年
「パーシャルデンチャーの歴史」1982年
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基本的なことがら
咬合に関すること
パーシャルに関すること
パーシャルデンチャーの歴史
歯牙負担と粘膜負担のメカニズム
岸田達也; 西洋歴史思想の展開
歯科医学史に関すること
歯科医学史講義録
医学史に見る歯科の歴史
医学概論: 中川米造先生の思い出
レオナルドに関すること
レオナルドの解剖講義 レオナルドとミケランジェロの美術思想史的特徴~裾分先生の添削 澤田昭雄先生のコメント~